FGC:Episode 07 Translation
Scene 01
cut | notes | dialogue | translation |
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001 | ネルフ本部全景 | 碇(OFF)「-----また君に借 ができたな」 男(OFF・電話)「返すつもりもな いんでしよ。 |
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002A | 公務室。電話をかけている碇の シルエット |
彼等が情報公開法をタテに 迫っていた資料ですが、 |
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002B | やたらと黒で塗りつぶされた使徒の サンプルに関する公式資料 |
ダミーも混ぜてあしらって おきました。 |
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002C | 公務室。電話をかけている 碇のシルエット |
政府は裏で法的準備を進め ていますが、近日中に頓挫の 予定です。で、どうです?例 の計画の方も、こっちで手を 打ちましようか?」 |
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003 | 碇「いや、君の資料を見る限り、 問題はなかろう」 |
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004 | テープルの上の書類。 ロボットの頭部のスチール |
男(OFF・電話)「-----では、シナリ オ通りに」 |
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TITLE | サブタイトル。 第五話「人の造りしもの」 |
(ノンモン) | |
005 | キッチンテーブルの上のトースター。 チンと出てくる焼けたトースト |
SE<(タイマー音)チィ~~~~ッ> SE<チン!ガシャッ!> |
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006 | 手にしたトーストをかじるシンジのUP | SE<カジッ> | |
007 | 同じくペンペン。魚をかじる | SE<<カジッ!!> | |
008 | キッチン。ペンペンなめてシンジ。 朝飯食ってる2人。 ぺンペン体を起こして魚を飲み込む |
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009 | キッチンの引き戸が開いて姿を現す寝 起ぎのミサト。 だらしない!ちと猫背でお腹をポリ ポリかいてる |
SE<サ-----ッ> | |
010 | ミサトの御足ごしのシンジとペンペン。 シンジ、一瞬幻滅した顔になるが、 気を取り画して挨拶。 ペンペンはチラとミサトを見るが、見慣 れた光景なのでそのまま何もなかった |
シンジ「おはようございます」 | |
011 | 実にはしたない姿で、これまた恥ずか し気もなく大あくびするミサト。 髪もグシャグシャ、ショボショボした 寝ボケまなごで |
ミサト「ふあああ ああああ… (ポツンと)おはよう」 |
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012 | 手慣れた手つきで栓を開ける手のUP | SE<プシユッ!> | |
013 | ゲンメツした顔のシンジ | ミサト(OFFよりスタート) 「んぐんぐんぐ。 |
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014 | 朝っぱらから豪快にビールをいただく ミサト。 派手なアクションで飲み終える。 朝っぱらから幸せをかみしめるミサト |
んぐんぐんぐんぐんぐ。 ぷはぁ一っ。 クーツ。 朝一番はやっぱコレよね♡」 |
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015 | ビールなめてシンジ | シンジ「コ一ヒーじゃないんで すか?」 |
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016 | テーブルに身を乗り出し、抗議するミサト シンジは意に介さず。ペンペンは黙々と 何かを食べている |
ミサト「日本人はね、昔っから朝は 御飯と味噌汁、そしてお酒って 相場が決まってんのよ」 シンジ「ミサトさんがでしょ」 |
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017 | シンジのコーヒーカップなめムッと なるミサト。 生意気だねコイツの顔 |
ミサト「ムッ、何よ」 | |
018 | 飲んでたコーヒー降ろしてシンジ、淡々 と云う |
シンジ「-----だいたい今朝の食 事当番は |
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019 | ミサト、目をそらしてる。バツの悪そう な顔で |
(OFF)ダレ | |
020 | シン玖淡々と | (ON)でしたっけ?」 | |
021 | シンジには珍しく皮肉。ペンペンは 相変わらず食ぺている |
シンジ「-----ミサトさんが、その 歳で未だに一人なの、わか ったような気がします」 |
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022 | 怒りを堪えてるミサト | ミサト「悪かったわね。ガサツで」 | |
023 | 冷たく云い放つシンジ | シンジ「ズボラもでしょ」 | |
024 | 反撃できないミサト。 シンジのコーヒーカップ下へ |
ミサト「う、うっさいわねェ~~」 SE(左で)<コトン> |
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025 | ミサトのリアクションは気にせず、 手を合わせてるシンジ |
シンジ「ごちそうさま」 | |
026 | 蛇口のUP。浄水器付 | SE<(水音)ジヤ~~ッ> | |
027 | 洗い物してるシンジごしにミサト、イス の上であぐらかいてパンを食ってる。 パンを口から外して続きの台詞。 遠慮してるシンジ。 ミサト照れ隠しにおどけて見せる。 言葉通りに受け取って軽くショック受 けるシンジ |
シンジ「ホントに今日、学校へ来る んですか?」 ミサト「(パン食ってるまま)あっ たりまえでしよ。 進路相談なんだから」 シンジ「でも、仕事で忙しいのに」 ミサト「いいのいいの、これも仕事 |
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028 | ちとウカツな発言だったかと気にする ミサト |
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029 | 水の止まっている蛇口。 落ちそうで落ちない水がボイント! |
SE(OFF・左から)<玄関の呼び鈴> ミサト(OFFより)「(明るくヨソ 行きの声で)ハイ。 |
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030 | またもミサトの御足ごしにシンジ。横に ペンペン(新聞のTV欄読んでる)。 奥のカバンを持ったシンジが立ち上がる |
…あら、わざわざありがとう。 ええ、少し待っててね♡」 |
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031 | ちと赤くなってるシンジ。 そんなミサトの変わり身の早さが 不機嫌を呼んでいる |
シンジ「ミサトさん。そんな格好 で出ていかないでよ。 |
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032 | シンジなめてミサト | (背)恥ずかしいから」 | |
033 | わざとらしく胸元なぞを隠すミサト | ミサト「ハイハイ」 | |
034 | 持ち上がったミサトの胸ごしに赤く なってるシンジ。 色々と恥ずかしい。 プイッと向こうを向く |
シンジ「-----」 | |
035 | 玄関のドア開くと、立ってる トウジとケンスケ |
SE<ドアの開く音> 卜ウジ/ケンスケ「おっはよう、 碇クン。」 |
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036 | 玄関に立っているシンジを押し戻す 感じに顔を出すトウジとケンスケ。 中を覗き込んでバッとすかさず挨拶 |
トウジ/ケンスケ「(ちと大声で) では、ミサトさん行って来ます!」 |
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037 | トウジとケンスケごしに手を覗かせる
ミサト。 |
ミサト(OFF)「(美しく艶っぽい声 で)行ってらっしやい」 |
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038 | その声に感動しとるトウジとケンスケ。 良く分からないがムッとなる シンジ(実は嫉妬に近い感情)。 不機嫌な声で2人をせかす |
トウジ/ケンスケ「おお~~~」 シンジ「早く行こうよ!」 |
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039 | 冷蔵庫の中のビールUP。 スッと引き抜かれる一本 (早くも2本目!) |
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040 | お尻で冷蔵庫を閉めるミサト。 バシュンと栓を抜くまで。 朝風呂上がり。首からタオル |
SE<ドン(閉まる音)> SE<ブシュ!> |
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041 | 新しいビール片手にごちるミサト。 少し嬉しい本音を吐露 |
ミサト「皮肉か…… |
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042 | 坂道を登校している3人。 何やら話しながら |
(OFF)ま、くだけて表情が増 えてきたのは、いい傾向かな」 |
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043 | 2人の肩ごしに笑顔のシンジ | SE<(OFFでプッシュホンを押 す音)ピッポッパッ~> |
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044 | ビール片手にマジ顔のミサト半面UP。 肩に受話器挟んで |
SE<電話の呼び出し音、コ一ル1 回すぐに受話器を取る音> 男(OFF・電話)「ハイ。」 |
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045 | 返事がわりにチンと出るトースト | SE<チン!> | |
046 | 街中に6話の使徒の残骸。 足場が組まれ、解体中である |
SE<工事ノイズ・解体音> | |
047 | ポツンと窓外を見つめているシンジ。 車の音に気付く |
SE<薄く遠くで工事音、 バックノイズ風> SE<薄く車の音> |
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048 | 走る車のフロントタイヤUP。ド派手に | SE<ババババ> | |
049 | シンジごしの中庭。派手なターンをして 駐車場の枠に一発で決める 赤いスボーツカー!! |
SE<キュキュキィーッ> | |
050 | シンジを押しのける様に窓を開けて 乗り出すトウジ。 同じくカメラ構えるケンスケ。 またもジャマもの扱いのシンジ |
SE<ガラララッ> トウジ「おおっ!! いらっしゃった で」 SE<OFFで車のドアの開く音> |
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051 | 車から出されるまたも御足のUP | SE<ザッ> | |
052 | さっそうと立っ女性。 今朝とはうって変わったスーツ姿の ミサト。クラサン、高そうなバック付 |
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053 | 顔UP。かっこよくグラサン取る | 一同「おおおお。(ステレオ)」 | |
054 | ミサトの胸ごしに校舎。窓際で 色めき立ってる男子 |
SE<ドア閉まる音> 男子A「かっこいい!誰、あれ?」 男子B「碇の保護者?」 |
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055 | 我、関せずのレイごしに イヤ~ネな顔してる女生徒ら。 苦虫噛みつぶしているヒカリ |
男子C「なに!?碇ってあんな美人 に保護されてんの!?」 ヒカリ「バカみたい」 |
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056 | バック片手にさっそうと歩くミサト。 ケンスケのビデオモニタ一の図。 ノイズの後、バッとズームUPされるミサト ケンスケらに気づく。カメラに向かって ピースサイン |
トウジ(OFF)「(溜め息)はあ~~。 やっば、 ミサトさんってえわぁ♡」 (ちょいこぼし) |
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057 | 同じくピースサインで答えるケンスケ とトウジ。 ひたすら恥ずかしいシンジ。 トウジ腕組みして力説。 ケンスケ、相づちを打つ乍らもビデオは 回してる。 哀れみと共に冷たく異端者を見る目に なるトウジとケンスケ。 シンジは「え?」とわかってない |
ケンスケ(同時に)「うん」 シンジ(同時に)「そうかな?」 トウジ「あれでネルフの作戦部長 や云うのがまたスゴイ」 |
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058 | 教室内引き。窓際に男子は集まってる。 押し退けて覗き込んでるのもいる。 |
トウジ(背)「えかったな、ケンスクら シンジがお子さまで」 ケンスケ(背)「ま、敵じゃないのは 確かだね」 女の子(アドリヴ) |
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059 | 自分の意見がわかってもらえず、ムッと してるシンジ。 乗り出してるトウジなめて半面UP |
シンジ(MONO)「トウジたちは あの女性(ひと) のダラシなさを。 |
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060 | シンジの見た目風。 さっそうと歩いているミサトの背中 |
知らなんだ…」 | |
061 | 天を仰ぎ、夢ごこちのトウジ。 離れた被写体を更に乗り出し捕らえて るケンスケ。 現実的な対応をするシンジ。 本当の意味ではシンジよりも現実的な 2人。再び哀れみの眼差し |
トウジ「ああ、ああいう人が彼女 やったらなぁ…」 シンジ「苦労すると思うよ」 トウジ/ケンスケ「わかってない ね、センセ」 |
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062 | カメラ内引き。 シンジからパッと離れて2人腕組み。 シンジ、キョロキョロ。パッと手を上げ る2人(同タイミングで) きょとんとしているシンジ |
2人「よっしゃ! 地球の平和は お前に任せた! だからミサトさんはオレ(ワ シ)らに |
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063 | ドンと背中をドツかれるシンジ。2人の 行動には鈍感なシンジに対する責めの 気持ちもある。 顔を上げるリアクションまで。 わかってないシンジ |
まかせろ(い)!!」 SE<<ドン!> シンジ「ウワッ」 |
Scene 02
cut | notes | dialogue | translation |
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064 | ケイジ内の初号機 | 伊吹「初号機冷却値をクリア-----。 作業はセカンド・スデージへ 移行して下さい」 |
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065 | シンジのUP (#2の「眼」のシーン、インサート) |
シンジ(MONO)「地球の平和か… そのためのエヴァ」 SE<胎内音> |
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066 | 眼のみ変えて | シンジ(MONO)「エヴァって何な んだろう…。 |
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067 | エントリープラグ内、上向くシンジ。 カメラ目線に |
血の匂いがするエントリー ブラグ…。なのにどうして 落ち着くんだろう」 |
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068 | シンジのUP。本を見乍らごちる | シンジ(MONO)「-----結局、僕は 何もわかっていないんだ」 |
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069 | 昇降機。ミサト、リツコ、伊吹、日向、 シンジ5人様々なポーズで。 仕事の合間の世間話 (シルエットでロパクなし) |
リツコ「零号機の胸部生体部品は どう?」 伊吹「大破ですからね。新作します が、追加予算のワク、ギリギリ ですよ」 リツコ「これで独から弐号機が届け ば、少しは楽になるのかしら?」 目向「逆かもしれませんよ。地上で やってる使徒の処理もタダじ ゃないんでしょ」 ミサト「ホント、お金に関しては セコイ所ね。人類の命運を かけてるんでしょ,ココ」 リツコ「仕方ないわよ。人はエヴァ のみで生きるにあらず。生 き残った人達が生きていく には、お金がかかるのよ」 ミサト「予算ね。じゃ、司令はまた 会議なの?」 リツコ「ええ、今は機上の人よ」 |
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070 | そのポン引きの画 | 伊吹「司令が留守だとここも静か でいいですね」 |
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071 | 超高空を飛ぶSSTOの尾部のUP。 耳をつんざく爆音!! |
SE<ゴオオオ> | |
072 | その機内前からの図。 空席ばかりである。男(碇)の頭だけ シルエットで。 カット尻にドア開く(男の影) |
SE<<バっクノイズ・機内音> | |
073 | 腕組みして外を見てる碇。 窓にチラと顔が写ってる。 男、近づいて来る |
----- 間 ----- 男(OFFより)「失礼。便乗ついでに ここ.よろしいですか?」 |
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074 | 後ろからの引き画。 モニターはニュース番組。 座る男 |
男(背)「(座ってから)一サンプル 回収の修正予算、あっさり 通りましたね」 碇(背)「委員会も自分が生き残る ことを最優先に考えている。 そのための金は惜しむまい」 男(背)「使徒はもう現れない、とい うのが彼等の論拠でしたからね。 もう一つの朗報です。米国を除く 全ての理事国がエヴァ六号機の 予算を承認しました。まぁ、米国 も時間の問題でしよう。 |
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075 | 碇ナメて男。 上目使いに見てる。冷たい目線。 男の手にはポケット酒 |
失業者アレルギーですしね。 あの国」 碇「-----君の国は?」 |
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076 | 機内引き画。2人とも顔は見えない | 男(OFF)「八号機から建造に参加 します。第2次整備計画はまだ 生きてますから。ただ、パイロ ットが見っかっていないという 問題はありますが-----」 碇「(OFF)使徒は再び現れた。 |
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077 | 碇は窓外を見たまま | (ON)我々の道は彼らを倒す しかあるまい」 |
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078 | 男のUP。 台詞はポケットウィスキー見たままで。 カット尻窓外見る |
男「私もセカンド・インパクトの ニの舞は御免ですからね」 |
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079 | SSTOごしに巨大なクレーター、 南極である。 海は変色、氷も大陸も消えてる |
シンジ(OFF)「-----じゃあ南極 大陸が蒸発したセカンド・ インパクトって-----」 |
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080 | 中学の歴史の教科書 | リツコ「そう、歴史の教科書では、 大質量の隕石の落下による 大惨事となっているけど、 |
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081 | 号外の新聞(15年前の)水に濡れた跡 やツギハギの跡等 |
事実は往々にして隠蔽されるも
のなのよ。 |
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082 | 自動通路上の3人。ミサトは話題から それた顔 |
(ON)最初の「使徒」と呼称する 人型の物体を南極で発見したの。 |
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083 | 目を逸らしているミサト (いい思い出ではないので) カット尻に風 |
(OFF)でも、その調査中に原因 不明の大爆発を起こしたのよ」 SE<<OFFでドアの開く音> |
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084 | 自動通路引き画!! | リツコ「それが、セカンド・インパ クトの正体」 |
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085 | リツコごしのシンジ | シンジ「じゃあ、僕らのやってるこ とは?」 |
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086 | リツコなめて後ろにシンジとミサト | リツコ「予想されうるサード・イン パクトを末然に防ぐ…。 そのための |
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087 | ミサトのホルダー。 ネルフのマークが見える |
ネルフと。 | |
088 | リツコなめて後ろにシンジとミサト。 カット尻にミサトを気にするリツコ。 目線のみ送る |
エヴァンゲリオンなのよ」 | |
089 | リツコ、ミサトを見て。 話題を変えたくもあるリツコ |
リツコ「ところでアレ、予定通り 明日やるそうよ」 |
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090 | 目線逸らしていたミサト。 セカンド・インパクトの話はまだツライ ものを感じている。目線のみリツコに 戻して マジな顔で |
ミサト「分かったわ」 |